Ubatuba 4日目
2008.05.29 Thu
先日Ubatubaのダウンタウンに行って来た。バスで30分。

増築の進む地域を抜けてごちゃごちゃと 美しいとは言えない市内に入り、ここがダウンタウンだと誰に言われる事もなく判る。
店が並んでいる。くずれそうな建物から新築のビルまで、あらゆる色に塗られ 埃と汚れであせている。ホテルやホステルも沢山あった。
町に来た訳は銀行とツーリストオフィスを訪ねる事と、長距離バスの時間を確認する為だ。今回たまたまホステルが町から離れていたからではないが、大都会でもない限り中心に泊まる必要はないと思う。特別な店があるなら別だが、ダウンタウンは何処のダウンタウンも同じ。ならば夜道で背後に気を配る事もない静かで安全な郊外が良いと思った。
さて、
本日はホステルの新しいゲストD君と三人でブラジルインディオ(先住民)の村を訪ねに行った。と言ってもアマゾンの秘境部落ではないので、割とフツーの生活をしている。政府の援助を受けているそうだが。。。

入り口らしき所をズカズカと進んで行くと向こうからTシャツの青年二人がやって来る。手には木のオールのような物を持っている。どうやら「何の用か?」と聞きに来たらしい。こちら三人揃ってポルトガル語は全く出来ない。身振り手振りで見学にきた由を伝えると、うなずいてついて来いと言うのであとに従う。
村長らしき鳥の羽飾りを冠り手には弓矢を持った男性が来て 握手をかわし「今、シャーマンが来るからここで待つように」というような事を言われ神妙に待つ。三人の静かな視線が矢の先に集中する。。。やはり鳥の羽を冠った手ぶらの(あぁ、良かったぁ。)男性がやって来る。我々三人うやうやしく挨拶と握手で誠意を込めて見学に来た事を伝えると、カメラは駄目。こっからあっちは立ち入り禁止。あんたら言葉話せんのかいな、困ったね〜 てなことを言われ、我々へらへら笑う。『駄目なのかな〜 折角来たのに。。』と思っていたら 勝手に歩き回らずガイドを付けるから一緒に行けとのOKが出る。
無駄口きかずに素直について行くと赤ちゃんを抱いた女性二人が まぁこっちに来なさいよ と言うので『お茶でもふるまってくれるのかな。。』と お気楽に従うと、家の中から鳥の羽で作ったピアス、ドングリや豆で作ったネックレス等を出してきて並べてくれた。失礼にならないようひとしきり感心しながら拝見する。皆に囲まれてここで笑って「結構です」とは言えんだろうと奴豚と日本語で手短にサインをかわす。ま、入園料だと思ってネックレスをひとつ買う。10リアル(600円)。当然だが値切らない。言い値で買った。ピアスもどうだと薦められたがこちらは丁寧にお断りした。早速身に付ける。通行手形の代わりだからね。ひとつ買ったからね〜〜と皆さんにさりげなくアピール。
さきほどのTシャツの青年が じゃ行きますか と我々をうながす。今度は木のオールの他に包丁も持っている。 「うぅ〜〜〜む。。。」静かになる三人。
青年はスタスタと茂みの中に入って行く。遅れてはならじと後を追う牛美。少し進むと畑に出た。みかん、スターフルーツ、さといも サトウキビ 他にも知らない果物がなっている。みかん好きか?と聞かれたので好きだとうなずくともいで包丁で切ってくれた。「あ、包丁はその為ですか。。。」ホッとする。スターフルーツも採ってくれた。昼抜きの我々は喜んで頂く。
鶏や七面鳥が放し飼いにされている。あちこち蚊にさされながら奥へ進むと綺麗な川に出た。ここなら写真撮っていいよと言われ素直に「はい、撮ります」と記念撮影。
表情堅いよ。。。
ツアーは結局これだけだったが、再び厚い握手をかわし、村長とシャーマンにお礼を言って村をあとにした。
帰りのバスまで3時間もあったので近くの滝を見に森に入った。
普通なら蛇が怖くて行かないような暗くて細い道だったが 今日は訳が違うのだ。実はD君はシドニーのトロンガ動物園で爬虫類を担当する いわば蛇の専門家であったのだ。これほど心強い山歩きのパートナーは他にはいないだろう。
蛇に出会ったらとりあえず捕まえて観察すると言うので 今か今かと楽しみにしたが、そういう時こそ出会えないものなのだなぁ。。。
蛇に会いたいD君と、あまり会いたくない奴豚と。。。
ホステルに戻って 本日買ったネックレスをブレスレットに改造した。
無茶苦茶高い乾燥豆だわぁ。。。
D君は 「あの鳥の羽の飾り、普段からいつも冠って生活してると思う?。。。」と、素朴な疑問を抱いている。。。





